2019.09/19
今回が最終回!
県内外で高校生の就職面接講座を行っている
オフィス・カラー(今治市)の水谷紀子さんに
就職面接のポイントを聞きました。
ぜひ参考にしてください!
記者:緊張で志望動機や自己PRをど忘れしたり、
間違えたりすることもありそうです。
水谷:面接官は「言い間違えたな。マイナスだ」とは考えません。
真面目に真剣に準備していたからこそ、
間違えたり、ど忘れしたりするということですから。
記者:では、どうすれば?
水谷:どう立て直すかが大切です。
下を向いて黙ってしまうのではなく
「もう一度、最初から言わせてください!」と、
言い直すのが良いでしょう。
面接官も聞いてくれるはずです。
面接は落とすための場ではありません。
挽回しようという気概があれば、意欲も伝わるかもしれません。
記者:思わぬ質問が出たときは、どうすればよいですか?
水谷:プライバシーや社会倫理に関わる変な質問は出ないでしょう。
ただ経歴以外でも、履歴書に書いていることを尋ねられるかもしれません。
記者:特技や趣味などもですか?
水谷:特技に「ピアノ」、趣味に「読書」と書いていて、
面接官がピアノや読書が好きであれば、
悪気はなくても場を和ませるために
「どんな曲を弾くのですか?」「最近面白かった本は?」などと
聞かれるかもしれません。
そんなとき「最近あまり弾いていません(読んでいません)」と
答えると、いい印象にはならないかも。
履歴書に書いていることは、
具体的に答えられるようにしておくのが良いですよ。
ですので、自分をよく見せようと、履歴書を「盛って」はいけません。
面接は怖いものではありません。
これまでお伝えしてきたようなことを意識されて、
前向きに臨んでください。
皆さんの就職活動が、良い結果になることを祈っています!
(最終回)