• 株式会社富久って?

  山間部での砂防・治山工事をはじめ、ため池や河川、急斜面の崩壊対策、橋梁補修、道路工事など防災関連を中心に土木工事を行い、災害直後の土砂撤去も手掛けます。ドローンによる空撮・測量、GPS機能搭載の重機を導入し、最新技術も取り入れて、工事の精度と安全性を高めています。産業廃棄物や一般廃棄物の収集・運搬・処理といった資源の「循環型リサイクル」事業にも力を注いでいます。

  

• いろんなことに挑戦できる企業風土に魅力を感じて

  高校時代に災害復旧工事に尽力している建設会社の姿をニュースで見て、自分もそんなふうに人助けができる仕事がしたいと思いました。担任の先生から「富久は新しい機械や技術の導入に積極的で、いろんなことに挑戦できる。その環境が常盤には合っているんじゃないか」と背中を押してもらい、入社を決めました。最初は土木業界ではなく測量業界に就職することも考えていたのですが、富久ならドローン測量にも挑戦でき、それが実際に土木工事に役立つことを体感できると思ったんです。

  

• 一から現場を創りあげる監督を目指す

  災害で荒れてしまった山に堰堤（えんてい）を造る工事に携わり、完成物を見たときは純粋に感動しました。どんな立派な構造物も、最初は何もないところから始まっているんだということを改めて実感し、感慨深かったです。今後は、そんな大きな現場を一から管理できる現場監督になりたいです。自分が工程を指揮し、ミスなく安全に工事を進められるような逸材になることを目標に、一つひとつ研鑽を積んでいきます！

  

• ICT施工の普及にも貢献！

  ICT施工に注力している当社では、建設機械会社の依頼を受けてICT導入を検討している同業者へのサポートを行っています。「現場ではこんな場面でドローン測量が役に立ちますよ」といった具体的なアドバイスに加え、ICT施工が必要な場面での工事代行なども引き受けています。土木業界におけるICTの普及は、工事の効率化、省人化に加え、若手の雇用促進にもつながる重要なミッション。数々の現場でICTを生かしている私たちの経験が役に立ったらうれしいです。

  

• 正確なドローン測量で
  土木の現場を支える使命感

  現在はICTエンジニアとして、ICT施工の内製化に取り組んでいます。ドローン測量を行い、現場のリアルな3Dデータを作成。設計図面と現場のデータを比較し、工事計画の立案に役立てています。ドローンを使用することで従来の測量とは異なる視点からのデータ収集が可能となり、より精度の高い工事が可能になりました。もともと外で体を動かすことが好きなので、自分の手でドローンを操作し、飛行させながら現場を深掘りしていく作業は楽しいです。土木はベテランの感覚で進められる業界でしたが、ICTの導入により、未経験者からでも理解しやすく、若い世代が挑戦しやすい環境が整ってきていると感じます。
  

  

※感染対策に留意した上で、一部マスクを外して撮影しています。